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2012-08-12【10代へ贈る】
心のお掃除しませんか?
長くて暑い夏休みがスタートした人は、どんな休みにしようと考えていますか?
私は、連日報道されている「いじめ」問題をはじめ、子供たちを取り巻く環境について考えています。
今回は「いじめている側」の中には何があるのかを考えてみました。
ひょっとしたらその人の中には、寂しい思いとか、悲しみ、焦りや苛立ち、孤独感と言った嫌な感情があったりするのかもしれない。
また、そんな感情を持っていることが自分の欠点と思いこみ、コンプレックスとなってしまうのかもしれない。
そんなものが周りに知られたら冷やかされ、からかわれて、笑い者にされてしまうかもしれいという恐怖感があるのかもしれない。
もちろんこれらは、ほとんどが無意識の範囲でのお話なんだけどね。
無意識の中でその人は、誰かをいじることで自分の欠点をカモフラージュしているのかもしれません。
自分がいじられないように誰かに身代わりになってもらうことが「いじめ」と言う形になっていくのかなと感じます。
そうすることで、自分も自身の嫌な感情を見なくて済むでしょうね。
だって、そんな感情を一人で抱えることは苦しいはずだから…
そしてそのターゲットになる人を探すとき、周囲の中にちょっと気に入らない人や何だかイラッとする人を選んでいるかもしれません。
その選んだ人というのは、実は自分が無意識の中に持っている欠点だったりするのです。
だから、「あいつ、うざい」「あいつ、イライラする」「あんなやつ、消えろ」と感じてしまうのかもしれない。
本当にうざくてイライラするから消えてほしいのは自分の欠点じゃないのかな…
本来なら、危害を与えられた人の苦痛な表情を見ることで、自分もそうだったらと考えて苦しい気持ちが分かるはずですよね。
でも、苦しい気持ちを分かると言うことは、自分の欠点を認めなければならない事です。
無意識の世界で起こっていることを意識化するなんて言うことは恐ろしいことなんです。
自分の中に欠点やコンプレックスがあって、そんな自分は嫌だと感じたくないでしょうから。
でもこれは子どもたちの世界の問題ではなく、大人の世界でも大いにあることなんです。
「いじめ」とは、学校の中だけじゃなく会社や家庭の中、つまり人間関係全般において起こる事です。
だって、欠点やコンプレックスは誰の中にもあるモノだと思うから。
この私の中にもいや~な部分があります。
それと向き合うことはしんどいことだけど、そこから見えてくるモノもあるんです。
だから、欠点や嫌な部分なんてあっても当たり前。むしろそれが人間ってもんだよね。
完全無欠な人を目指すより、ありのままの自分に出会うことが大事じゃないかと思います。
まずは、そんなことが巻き起こっている事態を認めてしまえたら少しは楽になれるのかもしれないと
私は感じています。
ちょと難しいから考えるのも面倒だと思われちゃったかな…(;一_一)
もしも、無意識じゃないところで嫌な感情があることに気が付いているのなら、
一人で抱えずにお話を聞かせてほしいなー。
お父さんやお母さんや先生だけじゃない大人が、ここにもいますよ。
この夏休みに心の中のお掃除してみませんか?
自分の中の必要な感情、不必要な思い、どうしようかな~と戸惑う気持ち…
お話しながらそんな感情の整理を一緒にやってみましょう。
きっかけは、ヒマだったから。でOKで~す!
長谷川 さとみ
株式会社JPA 電話カウンセラー養成講座 修了
上級心理カウンセラー養成講座 修了
JPA公認カウンセラー
調理師免許
ホームヘルパー2級
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