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2013-12-16【家族】
老いの勉強 その1
みなさん、こんにちは。
今年も残り少なくなりましたね。仕事や宴会に追われる方々、特に変わりなく年末を迎える方。
みなさんにとってこの一年間はどのようなものだったのでしょう?
私は今年の4月から転職をして仕事だけでなく、生活スタイルまでが大きく変わりました。
「介護」という分野に挑んで8カ月になろうとしています。
初めの一カ月は久しぶりの緊張感で集中しすぎてフラフラの毎日でした。
長い間同じ職場で何もかも知りつくしていると自分を見失うこともありました。
そこから一変させることはかなりの労力が必要で、更に新しい場所に馴染むことはもっと神経を使いますね。
日勤のほかに早番で朝7時から仕事が始まること、遅番で夜8時まで働くこと、そして夜勤の15時間勤務。
思考錯誤の中、先輩からの叱咤激励を素直に受け止めて、グチを言い合える同僚もでき、
「なんとかやってこられたな…」という充実感に包まれています。
介護の現場の厳しさ、難しさ、報われなさに押しつぶされそうになりながらも、
お年寄りの患者さんからこんなにも学ぶことがあるなんて…と驚いてもいます。
改めて自分にも確実に迫りくる「老い」について、じっくり考えるいい機会になりました。
私が勤務する病棟は一般療養型なので、リハビリや訓練はもうできなくなった方の療養目的です。
だから、体を自分では動かせない方が多く径管栄養の方がほとんどです。
もちろん、お話しできる方や食堂まで車いすやベッドで来てお食事される方もいます。
人間の体はこんな風にもなってしまうのか…と思うとそれらを受け入れる体制と、予防する知識も絶対に必要だなと感じます。
ここでは「受け入れる」ことに重点を置き、現実として実感していることを書いていきたいと思います。
厳しい道を自ら選び、「老いる」ことと向き合って、認知症患者さんから学ぶことの多さに気付いたことを
段階を追って表現してみようと思っています。
次回は私が理想と現実のギャップに苦悩しながらも、この仕事を「受け入れていく」様子をつづりたいと思います。
長谷川 さとみ
株式会社JPA 電話カウンセラー養成講座 修了
上級心理カウンセラー養成講座 修了
JPA公認カウンセラー
調理師免許
ホームヘルパー2級
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